何故?を伝える… 第7期5Sインストラクター養成講座7講

第7期5Sインストラクター養成講座現場実践③報告会!志田水産様からの受講生森野さんのThe発表!

8月24日㈫ 、5Sインストラクター養成講座の7講を実施しました。

午前の座学は、『トヨタの現場管理』第2章の続きから。
目的「原価低減」を達成するための3つの副次目標!
その目標を達成するために、「リードタイムの短縮」「小ロット生産」「多能工」「段取り替えの短縮」等、直接部門(製造現場)に携わらない人が多い受講生たちには、言葉そのものが新鮮に感じられたことと感じます。

午後は上尾工場に場所を移し、現場実践研修の3回目を実施しました。
1回2回と回数を重ね、危険等の気づくポイントが増えてきている反面、伝える側としての「なぜ?」それが気づきなのか、「このように改善すれば…?」というアドバイス・ヒントが少ないように感じました。
座学での学びが活かしきれていない…😢😢😢

これからインストラクターとして活動していく中で、受け手に何を伝えたいかを考える事は、とても重要です。
受け手が知らない単語を並べても、会話は成立しませんし、改善には繋がりません。
だからこそ、座学で学んだ沢山の言葉を、自らの頭の中で解説できるようにし、相手に伝わる言葉に変換させなければいけないのです。
言葉を実践で体感していく、それが伝える早道かもしれません。

それは報告会での発表もそうですが、報告書にも言える事です。
見る側(受け手)が納得できる内容で、改善意欲をソソルものでなければいけません。
「何でこんなことを言われないと…」とか、
「忙しくてそれどころじゃないんだよ!」と思われてしまっては、自ら改善を行う一歩に繋がっていきません。
写真一つとっても、見やすさ、わかりやすさが問われます。
報告書も一つのコミュニケーションツールとして捕えてみると良いかもしれません。

観て、聴いて、感じて、理解して、考えて、何故をわかりやすく伝える。
難しいからこそ、学ぶことに意義のある講座です。
「How to~」の「~のやり方」「~の仕方」「~の方法」を教える講座ではない事を理解していただき、次の実践研修に活かしてもらいたい思います。

先ずは自分が楽しむ♪ そして仲間と楽しむ♪
そして、楽しさの輪を広げる♪ それが「5S」です。

「考えない事」が当たり前になっている現代社会ですが、あえて「考える」時間を作り、「何故?」を繰返してから伝えてみると、思っている以上の違った言葉が生まれることもあります。

第7期講座も、残すところあと3講!
限られた時間でどれだけ自分の可能性を広げていけるか? 頑張りましょう!

安全管理と意思決定を考える… 第7期5Sインストラクター養成講座6講

座学に集中する人!皆がこうだったらいいなという要望を込めて…

8月10日㈫、5Sインストラクター養成講座の6講を実施しました。
今回は、久々の午前も午後も座学の会です。
猛暑以上の酷暑の日々が続く中、午後の座学は、体力を消耗することなく(頭は酷使しますが…💦)学びに集中できる時間となりました。

 

午前は前講の続き『4Sを極める』~
「安全衛生と4S」・・・
・安全管理で気を付けるところ
(刃物)(高所)(電気)(熱)(角)(隙間)(危険物)」
・通路の安全で気を付けるところ
(段差)(障害物)(角)」を学び

教材図書(4Sを極める)の半分が終了。

 

 

 

 

 

 

 

本文の中に記されている安全面に対する効果ですが…

①高いところにモノを置かなくなるので頭上からの落下がなくなる
②高い所が整理されれば、高所の不安全個所が見えてくる。低い所も同じ
③通路が確保されるので、ぶつかり事故がなくなる。また、いざという時の避難がスムーズになる
④作業域のスペースが広くなるので挟まれや不意の事故原因が取り除かれる
⑤床置きのモノや床の凹凸がなくなると、つまずきなどがなくなる
⑥床の油汚れがなくなれば、滑って転んで…ということがなくなる
⑦不要なモノがなくなれば、工場が明るくなる。明るさは安全につながる
⑧整頓が行き届けば、間に合わせの道具を使うことが少なくなる
⑨配線不良やビスのゆるみなどが発見され手直しされて、事故の未然防止となる
⑩消火器や消火栓の位置が見直され、正常にかつ素早く使えるようになる
⑪薬品などが管理され、誤用がなくなる
⑫服装や身だしなみの乱れがなくなれば、巻き込まれ事故なども防止される
⑬非常時のルールが活きた形で制定され、活用されるようになる
⑭予防保全の域に入ると、早めの事故防止ができる
⑮1人ひとりの自覚が安全に対してできてくると、うっかり事故がなくなる
⑯水洗場やトイレなどがきれいになれば、工場全体が衛生的になる
⑰“鉄やプラスチックも食品なり”として取り扱っていくと、それらの工場も衛生的になる
⑱「考働」する集団は、不安全個所に対しても、積極的にアプローチをかけるようになる
⑲人のいる場所が乱れ汚れる。人の周りがきれいになれば、安全で衛生的な職場になる
⑳人のモチベーションが上がれば、安全に対して全方向で良い結果につながる

excellent‼ です。




間に「他人事」と「自分事」の講義を挟み…


次に『4Sを極める』の後半で重要な部分・・・
「手段と目的」「4Sの概念」「順序だてて…」の読み合せを中心に、ポイントを絞っての講義となりました。
インストラクター講座も回数を重ねてきたので、4年前のキックオフには座席してなかったという受講生も今期は多く、「知らざるを知る」時間となりました。

午後前半の座学は、ドラッカー『仕事の哲学』~
「成長」と「意思決定」の講義を行いました。

5S講座教材図書『仕事の哲学』実は、講座が始まる前に、「一歩前に踏み出せる言葉」というリクエストを木村先生にお願いしたところで、この章となったわけで、

 

P,16 ・・・「成長の責任は自分にある」
P,161・・・「誰が正しいかでなく何が正しいか」
P,163・・・「行動が必要なとき」
P,166・・・「意思決定には勇気が求められる」
考え深いものがある講義でした。

 

午後後半は『トヨタの現場管理』第2章~
この章は「TPS」に重要な言葉が目白押しの章となっているので、ことらはじっくりと進めていきたいと…☺☺☺

大学での5S活動の進め方! 桐蔭横浜大学清流化PJ②

桐蔭横浜大学清流化PJパイプツール組立!関根社長も初体験!

7月27日㈫、2回目となる現場での清流化を実施しました。
今回のターゲット、場所は資材倉庫!の改善実践です。

現場には電動のパイプカッターがないため、
予め採寸しておいた長さにカットしてもらったパイプを納品してもらってます。
ですので、作業としては組立のみ!となります。
これは、同じ物を大量生産する場合、非常に効率的です♪

・倉庫内のモノの「整理」「清掃」をするグループ、
・パイプツールを作製するグループ
二手に分かれ、作業開始!

段差に設置するので、足はキャスターではなく固定のゴム足を使用!
角を三角カットした棚板を乗せ…
もの・モノ・物が溢れ、足の踏み場もない状態の倉庫でしたが、壁にあるコンクリート段差を活かしてのパイプツール棚を、午前中で4台作製しました。

段差を利用して作製した棚4台

以前は、この段差の前に大きなスチール棚があり、反対の壁側に置かれたスチール棚との間が狭く、段差部分は邪魔物でしかない!状態だったわけですから、これだけ見ても、広々スッキリ感がわかります。

棚は、大きな物を1台作るのではなく、小さめの物を幾つかに分けて作る事をお勧めします。
なぜならば、整理してモノが少なくなった場合、大きい棚だと棚そのものが邪魔になってしまうからです。

「整理」→「清掃」が終わったら…

次は、その棚に整理した要るモノを整列!
直角・平行に要るモノを置きました。

パイプツール棚に要るモノを整列

パイプツール棚の高さは、既成のスチール棚よりも低く作ってあります。
この高さならば、背が低いさわやか社員さんでも楽々取り出せます。
段差があるので、下段のモノを取る時に、屈むこともありません。

「整理」で要るモノが半分となり(要らないモノは捨てました!)、4台の棚の中にスッキリと収納。

利用頻度の高いモノから置き場所(真ん中)を決めていき、軽いモノは上へ、反対に重いモノは下へと置き場所決めも重要なポイントです。

モノを棚に収める事で、発注納品数の関係で(1回発注で納品箱数が決まっているモノ)棚に入りきらない在庫段ボールが幾つかできてくることが分かりました。

結果・・・在庫置き用の台車を追加作製!
(2台欲しいので、あと1台は次回に…)

モノを退かさないと奥まで行けなかった資材庫は、広々と生まれ変わりました~👏👏👏  床が見えますよ~👏👏👏

モノの「整理」ができていなかったら、以前と同じように棚からモノが溢れ、また直置きが一杯!になってた訳ですから、
5Sは「整理」から・・・ 大事です‼
決断力の、要らないモノを捨てることから始めましょう!

清流化の意味を学ぶ… 技術センター清流化Pj⑪

湯澤先生の清流化説明に、出席者も真剣に聞いています

7月26日㈪ に実施しました技術センター清流化Pjの座学タイムですが、『4Sを極める』の読み合せは今回はお休みし…💤
武蔵屋で清流化プロジェクトを指導されている湯澤先生から「清流化って何?」の講話をしていただきました。

清流化の意味を学ぶ!

「なぜ清流化って名前?」
「プロジェクト活動って何?」から始まり、
●プロジェクト活動とは、既存の組織では解決できない企業の課題を解決するために、通常の組織とは別に設置された組織
● 課題(ニーズ)を解決明確にし、目標を決め、活動を行う
●清流化Pjとは・・・人・モノ・情報・お金を停滞することなく、スムーズに流れるようにし、更に作業環境を改善して収益を上げる活動

 

「通常の5S活動と何が違うの?」…
「問題解決型のアプローチ」と「課題達成型のアプローチ」って?の疑問に…

「目的と目標」…
5S活動で職場を磨き上げ、
①安全で快適な作業環境づくり をおこなう
②営業力のアップ を図る(売り上げ拡大)
•品質レベルを上げ、お客様の信頼を勝ち取る
•5Sモデル工場として見学者増やし、営業活動の一環とする
社会貢献
③社員のモチベーションの向上
綺麗なところから美しい物は生まれる
綺麗なところには人が集まる、人が集まるところには情報が集まる、情報が集まるところにはビジネスチャンスが生まれる

「清」は品質・ありたい姿…
「流」は業務プロセスの阻害要因をなくす…
「在庫は資産ではなく債務である」…
「鳥の目」「虫の目」「魚の目」「コウモリの目」…

最後に
「モチベーションを上げる
(目標)、(役割)、(仲間)、(褒める)」
で締めくくられた約1時間の講話、

参加者各々が感じるところがあり、次の一歩に繋がっていける座学時間となりました。

•モノが変われば、ことが変わる
•ことが変われば仕組みや組織が変わる
•仕組みや組織が変われば考働が変わる
•考働が変われれば人が変わる
•人が変われば会社が変わる
•会社が変われば人生がかわる

●モチベーションとコラボレーションがあれば数字の結果はついてくる、
なぜなら組織を動かしているのは人間だから

5Sの考え方は「人中心」で、
「モノ」→「コト」を変化させてることから始めます。
働きやすい環境を創っていくことは、共に働く仲間の「楽」に繋がります。

今日できなくても明日は、その先ではできるようになるかもしれません!
コツコツ・・・の積み重ね‼

まずは、「目的」と「目標」の設定を明確に行い、それを皆に周知させるところから始めてみましょう!