5Sの主役は現場で働く人たち…第8期5Sインストラクター養成講座3講

木村先生から、5S講座に参加した現場さわやか社員に講話をしていただきました

1月11日㈫、新日本グループ第8期5Sインストラクター養成講座3講を開催しました。部門別に5S講座修了生が主となる今期の講座ですが、1回目のサポート本部に続き、2回目は埼玉営業部主催のウニクス伊奈事業所での実践現場研修となりました。

講座参加者を2つのグループに分けて、担当マネージャーの説明を聞きながら、朝勤さわやか社員さんのオープン前清掃見学と館内ラウンドをおこない、其々が気づいたことを挙げていき、その後のミーティングで纏めて発表という形が取られました。

ラウンド前に担当マネージャーより館内施設の説明を聞きました

 

また、この時間を利用して、狭小SK(スロップシンク=掃除用流し)スペース内にある、資材等の直置き解消のためのパイプツール設置をおこないました。

狭いSK内のパイプツール設置は、仕切りの上から搬入しました

狭小SK内に設置されたパイプツール
シンクの左右にあるわずかの隙間への搬入は悪戦苦闘作業となりましたが、狭小でもピッタリサイズの棚が2台入ったことにより直置きが解消され、屈むことなくモノの出し入れができるようになりました👏👏👏
(使い勝手等の改善点については、作業の中で検証してもらうようお願いし、月末のミーティング時に確認予定となっています。)

 

ラウンド後のミーティング時間には作業を終えたさわやか社員さんたちも加わり、先生方から「働く」ということ、「仕事を楽しむ」ということのお話を簡単にしていただき、その後現場目標である「仕事を時間内に収めたい!」を達成するための、気づきを話し合う場となりました。

課題解決のためには…
・道具の工夫ができないか?
・作業手順の工夫ができないか?
・道具の置き場所に工夫ができないか?
等々を考える必要があります。

その現場で働く人たち自らが問題意識を持ち、それが危機意識に変化することから当事者意識が生まれます。
他人事から自分事にしていくためも、阻害要因である「自己正当化(自分のせいじゃない)」「現実逃避(なんとかなる)」「無力感(自分にはできない)」をなくしていかなければいけません。
今回、このような時間をそこで働く人たちと持てることによって、日々、疑問を持たずに、または諦めておこなっていた作業等を見直す、良い時間となりました。

5Sの骨子である
・働く人たちのために
(働く人が、安全・安心して働きやすい環境を作る)
・真理を追究する
(すべての目の前の仕事を疑い、真実を追究する)

上記が形となった講座となりました。
働く人たちの改善意識が活性化され、自分たちの仕事時間がお客様のための楽しい時間にしていけるよう、頑張っていきましょう!

「情報の5S」を考える…第8期5Sインストラクター養成講座2講

満席となったサポート本部主催「情報の5」講座!」

12月7日㈫、新日本グループ第8期5Sインストラクター養成講座2講を開催しました。5S講座修了生が主となる今回の講座、初回はサポート本部主催の『働きやすい環境づくり』を考える「情報の5S」です。
通常講座と異なる為、先ずは参加者が集まるのか? 講座参加者に受講して「良かった」と感じてもらえるのか? 蓋を開けてみないと分からない部分が多く、始まるまでは、ちょっとハラハラドキドキでしたが…

「情報の5」講座主催者挨拶をする古川部長

当日業務の関係等で欠席者は出ましたが、リモート参加者もあり、会場でも準備していた席は全て埋まるという満員御礼!となりました~👏👏👏

サポート本部情報システム部が手掛けている『働きやすい環境づくり』の取組みは、

・コワークストレージ
(NTT東日本提供の、「簡単に操作できて誰もが使いやすい」「セキュアで、安心して使える」ことを追求したストレージサービス)
・キントーン
(サイボウズ社のクラウドサービス、Webデータベース型の業務アプリ構築サービス)
・業務改善・自動化

以上の3点が主となっていて、今回はこの3点に分けて話が進みました。

コワークストレージ導入前は、
①拠点に戻らないと、共有ファイルにアクセスできなかった
②個人や部門フォルダにデータが散在、また長年の蓄積により、データが多く目的のファイルを探しづらかった
③アクセス権限による管理ができなかった
等々の問題がありましたが、
①属人化しやすい個人フォルダを廃止しデータ共有を目指す
②お客様に関する情報は1フォルダに集約
③個人情報には制限をかけ、それ以外はオープンに!
というコンセプトの下、移行時に整理をおこない、総容量が半分以下になりました。しかし、まだデータ管理には問題があることから、課題だと感じていること、困っている事等を、参加者で話し合う時間が設けられました。

ディスカッションタイムで話し合うことにより、問題が見える化

コワークストレージ以外のテーマでも同様の内容がおこなわれ、5Sの考え方である「まずはやってみる(巧緻より拙速)」「見える化(データの連携)」を情報で活用していく為にはを考える時間となりました。

 

「モノの5S」「コトの5S」という言葉を耳にすることがありますが… 「情報の5S」 は、モノ? コト?どちらでしょう?

机の上にある沢山の使わないモノを捨てスッキリ片付いたので、仕事がやりやすくなった!という場合、机の上にあるのは紛れもなく「モノ」であり、整理・清掃したことにより仕事という「コト」がやりやすくなったことになります。
書棚を整理し本という「モノ」が減ったので、探すという「コト」の時間が短くなります。
情報も同様で、データという「モノ」を整理しフォルダに分類する(整列・整頓)ことにより、データ検索や書類作成という「コト」が早くできるようになります。

「モノ」が変化することで「コト」が変化する。

どちらの5S?という考え方自体がおかしいのではと感じます。

通常講座から内容を変えて⁈先ずは「改善」を知る!…第8期5Sインストラクター養成講座開講!

第8期5Sインストラクター養成講座開講式、新規受講生を増やさない講座がスタート!

11月23日㈫、新日本グループ5Sインストラクター養成講座第8期の開講式をおこないました。
今期は今迄実施してきた内容とは異なり、新規受講生を対象とする講座ではなく、既存修了生を中心に、各部門で講の取組内容を決め実施してもらうという講座になりました。
…ん? なんだ、それ? っと疑問符を持った修了生たちでしたが、そもそも、5Sを指導するスキルを学ぶことを主目的として開講されている「5Sインストラクター養成講座」です。講座修了後に、自部門でその指導力を発揮させていく為にはどのようにしていけばよいかを学ぶ場も必要ではないのかと考え、今期はこのような講座内容を実施することになりました。(考える!考える!…そして実践する!)

部門の代表者が出揃った開講式は、さながら「〇〇長会議」のようでした。💦
各部門、其々抱えている問題は違えど、会社を良くしていこうという思い は同じです。しかし5Sの取組み方はというと、各部門で温度差が生じているのも事実で、それを皆同じにしなければいけない!ということではありませんが、今よりも活性化させる方法は?を考えていかないとと思います。その切っ掛けになれば良いなという思いでの今期講座です。

開講式終了後の午後に実施した座学は、教材図書3冊(『4Sを極める』『トヨタの現場管理』『仕事の哲学』)の復習を各1時間ずつおこないました。
修了から3年以上経過している修了生もおり、受講時一生懸命覚えた「5Sの定義」「5Sの目的」も、常に口にしていないと記憶もおぼろげに…。

そんな中、今回の座学で「あっ!」と感じたのが、改善にも種類があるという内容です。

改善活動の考え方と進め方

例えるならば…
・日常改善=小掃除=5S
・目標設定型改善=大大掃除=清流化

5S=改善活動といわれているもの(日常改善)と、清流化プロジェクト(目標設定型改善)は、アプローチの仕方が違うという講義でした。

日常改善と目標設定型改善のアプローチの違いの説明

本来あるべき姿に向けて、現場力の向上を目指し、マンネリの打破!・抵抗勢力の説得!・当事者意識!気づきの連鎖!から成る全員参加型が日常改善ですが、ありたい姿に向かって考働するプロジェクトしての目標設定型改善は、継続的にPDCAを回し、経営にも直結する成果獲得を目指します。
アプローチが違うこの2種の改善を理解し、今自分たちが行っているのはどちらの改善であるかを明確化しなければ、次なる方向性を見誤ることになるかもしれません。
しかし改善の基本である、「問題意識」を持ち、「当事者意識」「危機意識」で考働することは、どちらの改善でも忘れないようにしていきたいです。

ここからが新たなスタート!…第7期5Sインストラクター養成講座第10講

第7期5Sインストラクター養成講座修了証書を受け取った受講生たち!

10月19日㈫、第7期5Sインストラクター養成講座の最終講を開催しました。

午前は、実践活動報告会の発表資料作りです。
A・B各チームごとに、5S講座での学び・感想・今後の目標等を、約20分間の発表資料(P/P)に纏める作業をおこなったのですが、何を伝えたいかが定まっておらず、作り始めは、禅問答のように同じ言葉が行ったり来たりしていました💦💦
発表のリハーサルでは、頭が真っ白になり言葉が飛んでしまうシーンも見受けられ…💦💦💦
これで本番は大丈夫か?と、未だかつてないぐらいの 受講生緊張感MAX!状態での、活動報告会を迎えました。

・・・ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ・・・

15時から始まった報告会では、

●Aチーム発表内容
・座学で学んだこと
・現場実習で学んだこと
・個々の感想

●Bチーム発表内容
・学んだこと(定義・目的・現場研修)
・感想(今後頑張りたいこと)

上記を、時間内に資料として盛り込めなかった事柄については、発表の言葉で補足するという形態をとり、時間内に頑張って纏め上げれたように思いました。
ただこの発表は、上手に纏め上げることを目的としておらず、何を学び、それを今後どう生かしていきたいかという点では、伝えたいという言葉の中での一生懸命さを感じ取ることができました。

第7期5S講座Aチームのかつづ報告発表

モノの5Sから「安全」「品質」というキーワードが多く出てきた今期。また、人の動きのムダに気づけるような視野を広げることができたという、非常に頼もしい感想も聞くことができました。

第7期5S講座Bチームの活動報告発表

この講座を受講したことで、何となくしか分かっていなかった5Sを深く知ることができ、5Sに対する考え方が変わったという受講生たち!

自分達の仕事をやりやすくすることで、お客様に対して良い品質・サービスが提供できるようになり、それが変化の早い社会ニーズにも対応ができ、会社の売上や利益が上がることで又さらに良いサービスが提供できる。そして、それが自分達の給料で返ってくる!👏👏👏
こういった 5S のすごさを周りの人に伝え、社員満足があってこそ顧客満足があることを忘れずに、簡単な事から一緒に実践していきたいと思います!という発表でした。

修了証書を受け取り、頑張るぞ~!の肘タッチ

現場作業が多いメンバーが集まった今期、作業日程調整をおこない講座に送り出してくれた部門メンバーに感謝すると共に、こういう学びの機会を与えてくれた会社への感謝を忘れず、多くの受講生の感想の中に盛り込まれていた「新人教育・後輩指導」に5Sでの学びを活用していけるよう、頑張っていただきたいです。
ここからが、新たなスタートです!☺☺☺

考える学びを継続させていく!…第7期5Sインストラクター養成講座9講

第7期5Sインストラクター養成講座、ラストとなる現場実践研修で、工場内をラウンド!

10月に入り、やっと新型コロナウィルス緊急事態宣言も全面解除となり、通常通りでの研修会が再開となりました。…っといっても、咳エチケットのマスク着用!三密を避ける!の感染症対策は、勿論継続しての5S講座を実施しました。

感染対策をおこなっての研修会実施

10月5日㈫、最後の座学となる午前講義は、ドラッカー『仕事の哲学』から、各章数頁を抜粋しての深読みをおこないました。
全14章からなるすべてを短時間で理解することは不可能ですが、本を読むのが苦手な人でも、毎日一頁ずつなら読めると思います。その読むを、ただ読むのではなく、本の中の数行の文章の意味するところを考える、そんな習慣を付けていくきっかけなってもらえればと思います。そうすれば、その考える習慣が働き(考働)に変わってきます。

 

午後は㈱武蔵屋上尾工場に場所を移し、グループに分かれての4回目で最後の実践実習をおこないました。

今期から本格的に清流化プロジェクトをスタートさせた上尾工場は、大きな改革が全ての部署で始まっており、受講生たちの小さな気づきが日の目を見ない場面も多く、その状態で修了を迎えてしまうのが少し心残りとなってしまった期でしたが…
今までであったなら、ただ見るだけ終わってしまっていた工場見学が、ドラッカーの深読み同様、視点を変えて観る、そして考える、伝えることができてきたのではないかと感じました。

違った視点で物事を見る習慣が身に付く現場実習

報告書からの発表も、1回目から比べると、随分と分かりやすくなってき、特に今期は『危険』というキーワードがたくさん出てきました。それは見る側の危機管理意識向上の現われであって、それが今後、自分たちの働く環境で活かされていくのではないかと思います。今ある当たり前を、違った角度から観ることができるようになったことは、この講座参加の大きな成果の一つです。

一度では分からないことも、二度・三度と経験を重ねていくことで、深読み同様理解度が深まってきます。この講座での考える学びが心の変化となり、新たな深い学びになっていけるよう、また、それが後進指導(考えさせる)にも繋がっていけるよう、最後の活動報告会の成果発表に期待をします。

これで終わりではなく、ここからが始まり。コロナで学びきれなかった座学箇所を、今一度報告会までに頑張って復習しましょう!

 

リモートで開催!… 第7期5Sインストラクター養成講座8講

9月21日㈫ に予定していた5Sインストラクター養成講座第8講ですが、新型コロナ緊急事態宣言延長を受け、座学のみのリモート開催を実施しました。
(前講の9/7開催は、緊急事態宣言下で延期となりました😢)
画面ごしの研修は、集中力が必要となり短時間での実施となるため、教材の読み合せはおこなわず、各自事前の予習(宿題)となったのですが…

 

【宿題】

    • 『4Sを極める』

・P34 「順序立てて進める」 ~ P49 「目指すは考働する集団」

    • 『トヨタの現場管理』5S講座教材図書の『トヨタの現場管理』

・P63 ~ P94  第3章 「物は平均してつくる平準化生産」
・P95 ~ P113 第4章 「ジャスト・イン・タイムと自働化」
・P135~P156 第6章 「かんばん方式による現場管理」(みずすまし)まで
・P171~P177 第7章 「現場がつくる標準作業の実際」(標準手待ち)まで
・P205~P217 第8章 「改善による工数低減のすすめ方」(省人化から少人化まで
・P225~P248 第9章 「良い品質を安全につくる」

なかなかののボリューム!読み応えある宿題となりました。

 

当日のオンライン講座内容としては、上記の宿題を読んだことを前提に、『4Sを極める』と『トヨタの現場管理』の纏めを画面上で受講生と共有したのですが… 深読みは難しいなというのが感想です。
特に『トヨタの現場管理』は範囲も広く、内容も生産現場に携わらない人たちには難しいものであったように感じます。
「ジャストインタイム」?
「かんばん」?
「アンドン」?
「省人化」?
「ワンショット段取り」?…
聞いたことがない言葉がたくさん出てきましたが、全てを理解するのには時間は足りないと思います。
だからこそ、講座が修了した後も、繰り返し読んでもらいたいです。

今回は、目的を達成するための副次目標にある「人間性の尊重(人的資源)」が、どのように位置付けられているのか、教材図書にない部分を読取ってもらえる時間になるような資料説明をおこないました。

何が自分にとって必要な学びであるかは、受講生自らが考えていってもらいたいものです。
従って、今講の使用資料は「紙量」や「死量」にならないよう、配布はおこないませんでした。

 

5S講座での初めてオンライン研修を実施しました!

 

初めての試みのオンライン5S研修でしたが、移動のムダ等を考えると、今後も座学はありなのかな?と思ってしまいます。

伝える側(ホスト)の慣れは必要となりますが…💦💦

 

これで第7期講座の座学も、残すところあと1講となり、講座もあと2日間で修了になります。
最後の活動報告会ではどのような発表がおこなわれるのか、受講から何を学び、今後の業務にどのように生かしていくのか、1カ月後を楽しみにしています♪

何故?を伝える… 第7期5Sインストラクター養成講座7講

第7期5Sインストラクター養成講座現場実践③報告会!志田水産様からの受講生森野さんのThe発表!

8月24日㈫ 、5Sインストラクター養成講座の7講を実施しました。

午前の座学は、『トヨタの現場管理』第2章の続きから。
目的「原価低減」を達成するための3つの副次目標!
その目標を達成するために、「リードタイムの短縮」「小ロット生産」「多能工」「段取り替えの短縮」等、直接部門(製造現場)に携わらない人が多い受講生たちには、言葉そのものが新鮮に感じられたことと感じます。

午後は上尾工場に場所を移し、現場実践研修の3回目を実施しました。
1回2回と回数を重ね、危険等の気づくポイントが増えてきている反面、伝える側としての「なぜ?」それが気づきなのか、「このように改善すれば…?」というアドバイス・ヒントが少ないように感じました。
座学での学びが活かしきれていない…😢😢😢

これからインストラクターとして活動していく中で、受け手に何を伝えたいかを考える事は、とても重要です。
受け手が知らない単語を並べても、会話は成立しませんし、改善には繋がりません。
だからこそ、座学で学んだ沢山の言葉を、自らの頭の中で解説できるようにし、相手に伝わる言葉に変換させなければいけないのです。
言葉を実践で体感していく、それが伝える早道かもしれません。

それは報告会での発表もそうですが、報告書にも言える事です。
見る側(受け手)が納得できる内容で、改善意欲をソソルものでなければいけません。
「何でこんなことを言われないと…」とか、
「忙しくてそれどころじゃないんだよ!」と思われてしまっては、自ら改善を行う一歩に繋がっていきません。
写真一つとっても、見やすさ、わかりやすさが問われます。
報告書も一つのコミュニケーションツールとして捕えてみると良いかもしれません。

観て、聴いて、感じて、理解して、考えて、何故をわかりやすく伝える。
難しいからこそ、学ぶことに意義のある講座です。
「How to~」の「~のやり方」「~の仕方」「~の方法」を教える講座ではない事を理解していただき、次の実践研修に活かしてもらいたい思います。

先ずは自分が楽しむ♪ そして仲間と楽しむ♪
そして、楽しさの輪を広げる♪ それが「5S」です。

「考えない事」が当たり前になっている現代社会ですが、あえて「考える」時間を作り、「何故?」を繰返してから伝えてみると、思っている以上の違った言葉が生まれることもあります。

第7期講座も、残すところあと3講!
限られた時間でどれだけ自分の可能性を広げていけるか? 頑張りましょう!

安全管理と意思決定を考える… 第7期5Sインストラクター養成講座6講

座学に集中する人!皆がこうだったらいいなという要望を込めて…

8月10日㈫、5Sインストラクター養成講座の6講を実施しました。
今回は、久々の午前も午後も座学の会です。
猛暑以上の酷暑の日々が続く中、午後の座学は、体力を消耗することなく(頭は酷使しますが…💦)学びに集中できる時間となりました。

 

午前は前講の続き『4Sを極める』~
「安全衛生と4S」・・・
・安全管理で気を付けるところ
(刃物)(高所)(電気)(熱)(角)(隙間)(危険物)」
・通路の安全で気を付けるところ
(段差)(障害物)(角)」を学び

教材図書(4Sを極める)の半分が終了。

 

 

 

 

 

 

 

本文の中に記されている安全面に対する効果ですが…

①高いところにモノを置かなくなるので頭上からの落下がなくなる
②高い所が整理されれば、高所の不安全個所が見えてくる。低い所も同じ
③通路が確保されるので、ぶつかり事故がなくなる。また、いざという時の避難がスムーズになる
④作業域のスペースが広くなるので挟まれや不意の事故原因が取り除かれる
⑤床置きのモノや床の凹凸がなくなると、つまずきなどがなくなる
⑥床の油汚れがなくなれば、滑って転んで…ということがなくなる
⑦不要なモノがなくなれば、工場が明るくなる。明るさは安全につながる
⑧整頓が行き届けば、間に合わせの道具を使うことが少なくなる
⑨配線不良やビスのゆるみなどが発見され手直しされて、事故の未然防止となる
⑩消火器や消火栓の位置が見直され、正常にかつ素早く使えるようになる
⑪薬品などが管理され、誤用がなくなる
⑫服装や身だしなみの乱れがなくなれば、巻き込まれ事故なども防止される
⑬非常時のルールが活きた形で制定され、活用されるようになる
⑭予防保全の域に入ると、早めの事故防止ができる
⑮1人ひとりの自覚が安全に対してできてくると、うっかり事故がなくなる
⑯水洗場やトイレなどがきれいになれば、工場全体が衛生的になる
⑰“鉄やプラスチックも食品なり”として取り扱っていくと、それらの工場も衛生的になる
⑱「考働」する集団は、不安全個所に対しても、積極的にアプローチをかけるようになる
⑲人のいる場所が乱れ汚れる。人の周りがきれいになれば、安全で衛生的な職場になる
⑳人のモチベーションが上がれば、安全に対して全方向で良い結果につながる

excellent‼ です。




間に「他人事」と「自分事」の講義を挟み…


次に『4Sを極める』の後半で重要な部分・・・
「手段と目的」「4Sの概念」「順序だてて…」の読み合せを中心に、ポイントを絞っての講義となりました。
インストラクター講座も回数を重ねてきたので、4年前のキックオフには座席してなかったという受講生も今期は多く、「知らざるを知る」時間となりました。

午後前半の座学は、ドラッカー『仕事の哲学』~
「成長」と「意思決定」の講義を行いました。

5S講座教材図書『仕事の哲学』実は、講座が始まる前に、「一歩前に踏み出せる言葉」というリクエストを木村先生にお願いしたところで、この章となったわけで、

 

P,16 ・・・「成長の責任は自分にある」
P,161・・・「誰が正しいかでなく何が正しいか」
P,163・・・「行動が必要なとき」
P,166・・・「意思決定には勇気が求められる」
考え深いものがある講義でした。

 

午後後半は『トヨタの現場管理』第2章~
この章は「TPS」に重要な言葉が目白押しの章となっているので、ことらはじっくりと進めていきたいと…☺☺☺

清流化の意味を学ぶ… 技術センター清流化Pj⑪

湯澤先生の清流化説明に、出席者も真剣に聞いています

7月26日㈪ に実施しました技術センター清流化Pjの座学タイムですが、『4Sを極める』の読み合せは今回はお休みし…💤
武蔵屋で清流化プロジェクトを指導されている湯澤先生から「清流化って何?」の講話をしていただきました。

清流化の意味を学ぶ!

「なぜ清流化って名前?」
「プロジェクト活動って何?」から始まり、
●プロジェクト活動とは、既存の組織では解決できない企業の課題を解決するために、通常の組織とは別に設置された組織
● 課題(ニーズ)を解決明確にし、目標を決め、活動を行う
●清流化Pjとは・・・人・モノ・情報・お金を停滞することなく、スムーズに流れるようにし、更に作業環境を改善して収益を上げる活動

 

「通常の5S活動と何が違うの?」…
「問題解決型のアプローチ」と「課題達成型のアプローチ」って?の疑問に…

「目的と目標」…
5S活動で職場を磨き上げ、
①安全で快適な作業環境づくり をおこなう
②営業力のアップ を図る(売り上げ拡大)
•品質レベルを上げ、お客様の信頼を勝ち取る
•5Sモデル工場として見学者増やし、営業活動の一環とする
社会貢献
③社員のモチベーションの向上
綺麗なところから美しい物は生まれる
綺麗なところには人が集まる、人が集まるところには情報が集まる、情報が集まるところにはビジネスチャンスが生まれる

「清」は品質・ありたい姿…
「流」は業務プロセスの阻害要因をなくす…
「在庫は資産ではなく債務である」…
「鳥の目」「虫の目」「魚の目」「コウモリの目」…

最後に
「モチベーションを上げる
(目標)、(役割)、(仲間)、(褒める)」
で締めくくられた約1時間の講話、

参加者各々が感じるところがあり、次の一歩に繋がっていける座学時間となりました。

•モノが変われば、ことが変わる
•ことが変われば仕組みや組織が変わる
•仕組みや組織が変われば考働が変わる
•考働が変われれば人が変わる
•人が変われば会社が変わる
•会社が変われば人生がかわる

●モチベーションとコラボレーションがあれば数字の結果はついてくる、
なぜなら組織を動かしているのは人間だから

5Sの考え方は「人中心」で、
「モノ」→「コト」を変化させてることから始めます。
働きやすい環境を創っていくことは、共に働く仲間の「楽」に繋がります。

今日できなくても明日は、その先ではできるようになるかもしれません!
コツコツ・・・の積み重ね‼

まずは、「目的」と「目標」の設定を明確に行い、それを皆に周知させるところから始めてみましょう!

「他人事」から「自分事」へ… 第29期新入社員フォローアップ5S研修

新入社員のイメージ画像!

例年、新入社員研修の一環として行っている「5S研修」ですが、今期はそこから一歩前進! の+フォローアップ5S研修を、7月21日に実施しました。

新入社員研修では、「5Sって何?」から始まり、先ずは5Sに興味を持ってもらう事を主に研修を行いましたが…

それから3ヶ月半、配属された部署で、その時の学びが活かされているかの検証を行いましたが、半分以上は忘れてしまっていました💦
学生から社会人へと大きく変化し、日々仕事を覚える事に重きを置いているので、それは仕方ない事なのですが…💦💦

講座の最初に、そもそもの「働く」ということ、その目的は何でしょう?という質問を投げかけました。

人類の「働く」(経済活動)の始まりは、稲や麦や野菜・果物の採集や、今日食べるための動物や魚の捕獲から始まりました。
とにかく自分で食料を確保できなけれぱ生きていけません食べる分よりも多く採(獲)れたり、貯蔵したりすることを覚えれば、海幸彦・山幸彦のような物々交換の原始的な経済活動が始まります。縄文時代には既にこの物々交換が行われていたと、遺跡発掘が証明しています。
この妙味を覚えると、耕作方法を工夫したり漁具の改良など道具の工夫等で、より活発な物々交換が行われるようになっていきます。
そして、やがて貨幣が発明されると、人同士が顔を合わせずに貨幣が仲立ちした物々交換に移行していきます。そして、物ではないサービスという職業も生まれてきます。それが今の継済状況です。
やがて、実体経済(生活)とはかけ離れて、貨幣だけが動きまわる社会になりました。
野菜1つとってみても、誰が育てたのか作ったのかがまったくわからない世界になり、他人を意識する姿勢が極端に薄くなってしまいました。

「働く」ということは、人々の生活を豊かにするために行われているはずなのに… いつの間にか「自分事」ではなく「他人事」になってしまっているのが今の世の中です。

ですので、今講座では、5Sの「骨子」「特徴」「目的」「効果」「定義」を理解し、
現状自分が置かれている業務でのお困り事の解決策を考える時間を持ち、
その発表の場では、「他人事」をいかに「自分事」にできるかを体感してもらいました。

他の人の発表に耳を傾け、業務が分からないからと何も言えない!のではなく、
違う角度から見ると… 自分に置き換えてみると… 新たな発見が出てきたりします。
若いからこその柔軟な発想を、そして「考働」できるよう、これからも期待します。