№109 日々に新たに 生涯青春!

社長メッセージ
いなげや本社さわやか社員さん、植原様、西村様と共に 生涯青春! !

 さわやか社員の皆さん、こんにちは!お元気ですか!いつもありがとうございます。折に触れて届く皆さんからのお葉書はとても嬉しく、勇気づけられています。

「朝晩の涼しさに秋の気配を感じる季節となってきました。毎年、誕生日祝いのお便りをありがとうございます。私はさわやか社員として三年が経ち日々元気に楽しく働かせて頂いております。
 清掃のお仕事は自分の心磨きにもなり、又、ドジャース大谷さんの名言のひとつの“他人がポイって捨てた運を拾っている”の如く、これからも張り切って業務に励んで参る所存でございます。
 季節の変わり目ですので、どうぞご自愛くださいませ。
 オークスポーツクラブ鶴ヶ島事業所 寺本敏子さん」

いのちの充電

 
 10月に僕の敬愛する町田宗鳳先生が主催する、「屋久島いのちの充電ツアー」に思い切って参加しました。しかし、なんと初日の渓流での禊で岩に滑って腰を強打! どうなるかと思いましたが、参加者の皆さんの励ましで3泊4日のツアーを無事に完遂することができました。(幸い打撲で済みました。)
 原生林の中での瞑想や、冒険家の鈴木洋見さんが拓いた Earth Life Village で行われた「火の祭り」では、島民や移住してきた若者達と交流し、それぞれの生きる意味を求め、座禅する姿勢も立派で、若い人達の凛とした生き方に何か新鮮な気持ちとなり勇気づけられました。参加者が持ち寄った美味しい料理で食事をし、お酒を酌み交わしながら本音の真面目な話ができる場を体感し、新日本ビルサービスをそんな場を持つ会社にしたいと率直に思いました。
 3日目に屋久杉ランドで約4時間トレッキングをしました。転倒した腰が痛くても注意深く一歩一歩登って下りて歩き通し、爽快な充実感と沢山の気づきがありました。

屋久島の原生林の中でいのちの充電

 屋久島いのちの充電ツアーを通じて体感したこと
〇 転倒したことは有意注意が普段から出来ていないことであり、不注意のケガをしないことがこれからの人生で如何に大事なことかを大きな教訓とする。
〇 心のとびらを開ける、無になる、自分を解放する時間を持つこと。
〇 夫婦は対等の関係であり、二人でひとつの家庭を築くのであるが、相手を尊重し、感謝する、夫婦(妻)の有難さを改めて感じた。
〇 どんなことがあっても、どんな時にも心を積極化する。身体は訓練的に鍛えること。
〇 沢山の経験をし、多くの素晴らしい方々と直接交流し、本を読み自分で考える。仕事と人生を大いに楽しみ、公共の夢・ビジョン2030を実現する。
 以上、さわやか社員の皆さんが一所懸命仕事を行なって頂いているおかげで、安心して屋久島ツアーに参加でき、いのちの充電をすることができました。本当にありがとうございました。

 屋久島で体感した“仕事を離れて自分を解放する時間を持つこと”は不器用でなかなか出来ないのですが、登山が趣味のグループ会社武蔵屋の月田さん夫妻に付き添ってもらい、奥多摩の御岳山をトレッキングしました。月田さんから「もっとゆっくり歩いた方が良いです。ペースが速すぎます」とアドバイスしてもらい、秋晴れの見事な紅葉シーズン、景色を楽しむ余裕を持とうと思いました。御岳神社の参道で、美味しい釜飯と地酒の澤乃井を酌み交わし、大満足!
 トレッキングの後、『ボクは日本一かっこいいトイレ清掃員』(大井朋幸著・岩波ジュニア文庫)で有名なJR奥多摩駅前公衆トイレを観に行きました。隅々までピカピカに磨き上げられた便器に感動! トイレの入口にオピト(おくたま ピカピカ トイレット)の写真が展示され、観光案内所で書籍が販売されていました。
 日本一キレイな奥多摩の公衆トイレが観光資源になっているのは素晴らしい!

日々に新た 生涯青春!

 最近、土光敏夫氏の本を読み返しました。「社会は豊かに、個人は質素に」自身の生活は「メザシの土光さん」と言われる質素を貫き、IHI(石川島播磨重工業)や東芝の再建、行財政改革を国家のために信念をもって91歳で逝去されるまで挑戦し続けた偉人です。
 これだけの偉業を成し遂げながら母・登美が「母親がしっかりしないと、日本はダメになる。母親こそが、子供にとって最初の教育者なのに、よき家庭婦人を育てる学校がないのだよ。私は女学校を創る」と設立した橘学苑を生涯支援し、わずかの生活費を除き、全ての収入を寄付し、理事長・校長として責任を全うしたことに深く感銘を受けました。
 その土光さんの座右の銘が“日々に新た”です。
「現役時代もいろいろ失敗があった。だから家に帰って寝る前に、“きょうも失敗しました。あした頑張りますから”といって、お経をあげながら懺悔するわけだ。それで安眠できるんです。ぼくは安眠しないと次の日、動けない。そしてあくる朝起きたら、“きょうはもう少し本気でやりますから…”と手を合わせる。ぼくみたいな凡人が生きていくには、精神の安定が要るわけですよ。つまり、お経をあげるのは、気持ちの上で区切りをつけることなんだ。過ぎ去った一日過ちはなかったか。あるいはこれから迎える一日を正しく送れるかと。“日々に新たに”と」
 僕も古希を過ぎ、日々様々な課題を抱えながら、ビジョン2030実現に向けて挑戦しています。
 お客様の信頼にお応えする品質保証体制を如何に構築するか…
 過去に発生した重大クレームを振り返り、真因を追求し、恒久対策に繋げること。品質の基準を定め、今のやり方の中で一番良い品質を提供できる手順を標準化する。そして何よりも会社と人を成長させる5S・環境整備を徹底することに取り組んでいます。
 2040年に生産年齢人口が1100万人減少する労働力供給制約社会が目の前に迫っており、この大きな時代の変化を切り拓く顧客価値経営を如何に構築するか…
 ビルメンの先を見据えるプロ集団として、熟練者の知見を誰でも使えて関係者との連携も円滑になるFMプラットフォーム『BIM・アーキバス』と、『人とロボットのハイブリッド清掃』に取組んでいます。そして、どんなに時代が変化しても人と人が繋がる温かい社会が益々必要となり、地域社会を元気にする『彩の国マルシェ』を起点にした地域創生事業・指定管理業務に取組んでいます。

 これらの取り組みを社長自身が現場・現物・現実で率先垂範しなければなりません。
 同時に、社長の役割は当社の老壮青三世代のやる気に満ちた社員が活躍できる場をつくることなんだと。
 専門知識と技術は部下に劣ることがあっても、仕事に対する情熱は誰にも負けぬこと、燃える心を持ち続けることなんだと、自分自身の厳かな誓いとしていきます。
 “日々に新たに 生涯青春!”をモットーにビジョン2030(ファシリティに集う人々が愛と笑顔に包まれた躍動する世界の実現)に向けてさわやか社員の皆さんと共に挑戦してまいります!
 ビジョン2030とは… 2030年までに次世代に事業継承し、グループ会社武蔵屋とホールディングス化しグループの力を結集した100年企業、老壮青三世代の揃った青春企業を実現し、日本一の環境サービスを提供できるグループに進化向上する。

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社内報

いなげや本社さわやか社員さん、植原様、西村様と共に 生涯青春! !

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新日本ビルサービス 社内報109号 2025年12月10日 32頁

新日本ビルサービス 社内報109号 2025年12月10日 32頁 1, 社長メッセージ2, 事業所紹介シリーズ センコーグループ 浦和物流センター 様3, 新日本グループ創立記念式典・永年勤続表彰4, さわやかインタビ…

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