さわやか社員

きれいにするだけではなく、
元気や活力を与えたい。
そんな「さわやか社員」が、
現場を支えています。

清掃は弊社の業務の中心です。「さわやか社員」は、そんな清掃現場の第一線で活躍するパート職員を指す、私たち独自の呼称です。

割り振られた場所をきれいにするのは、あくまでも手段の1つ。私たちは、清掃の目的を元気や活力を与えることだと考えています。

さわやか社員という呼称は、施設利用者との接点である現場を何よりも大切にするという、私たちの強い決意の表れです。

「生涯青春！」を合言葉に、
さわやか社員自身が現場を改善する文化を育成

さわやか社員には、定年がありません。「生涯青春！」を合言葉としており、平均年齢は50代後半。中には80代後半の方もいます。

メンバーに共通しているのは、担当物件が自分達の居場所であるという「当事者意識」です。清掃は仕事の成果がわかりやすく、労いの言葉を利用者から直接いただくことも少なくありません。だからこそ、ひとりひとりが現場を尊重して仕事をすれば、「より素晴らしい仕事をしよう」「より働きやすい職場を実現しよう」という機運が高まり、それがまた利用者に評価されるという、良い循環が生まれます。

弊社は、現場の優秀な創意工夫を評価し水平展開するさわやかフォーラムや、身近なアイデアを募集する改善提案、定期的な研修会など、数多くの仕組みを導入して、そうした意欲的な文化の醸成に努めています。

さわやかフォーラムの様子

年に１度開催されるさわやかフォーラム。

各現場の日々の創意工夫を事前に審査して選ばれた『優秀現場』のさわやか社員と担当マネージャーが、役員・全社員・お客様の前で取り組みを発表します。

５Sの実践で現場を改善

独自の5S（整理・整頓・清潔・スマイル・さわやか）に基づき現場の改善をおこなっています。掃除用具の整理方法1つとっても、業務効率は劇的に変わります。また、「ただ掃除をする」だけでなく、さわやかな笑顔で場を明るくするような仕事を心掛けるようにしています。

SAWAYAKA VOICE

さわやか社員の声

働いているところを見てほしいですね。
仲が良いだけじゃなく、みんな仕事に来るのが楽しくてしょうがないんです。

パートさんが楽しく働いているところはたくさんあると思いますが、新日本ビルサービスはただみんなの仲が良いのではなく、自分達で意欲的に現場を変えていこうとする人が多いです。

常に新しい視点で仕事に取り組み、試行錯誤できる

「生涯青春！」の合言葉通り、年齢的に職を見つけるのが難しいというのもありますが、それ以上に自分の仕事で周囲に喜んでもらえる、自分で自分の居場所を作れるというのが大きいように感じています。

社員さんは現場からの改善案には基本的にノーと言わず、私たちのやりやすい方法を尊重してくれます。研修も定期的にあって、常に新しい視点で仕事に取り組み、試行錯誤できます。

例えば昔は使った順に清掃資機材を片付けていましたが、パッと見て手に取れるようにシフト順で使う資材やカートをまとめたところ、スムーズに業務を始められるようになりました。

そういった、小さな無駄やストレスをみんなで地道に解消していくことで、どんどん職場が働きやすくなっているように思います。

周囲からの喜びの声もやりがいに

私の場合、お客様から「トイレがすごくきれい」と言っていただくことが多く、それがやりがいにつながっています。中には「床や洗面台もピカピカでホテルのようだ」と評価してくださる方もいて、喜ばしい限りです。

たかが掃除、されど掃除。空間の印象は、掃除の仕上がりで大きく変わります。

新日本ビルサービスは清掃業からスタートしただけあって、役員も現場のことをよく理解してくださっているように多います。みなさん気さくに様子を見に来てくれ、勤め始めの頃は「あの人、常務だったの」と後から気づいたこともあるくらいです。

また、風通しが良いだけでなく、仕事の質を評価する仕組みもちゃんとあります。

私たちの現場は先日年1回のさわやかフォーラムで表彰されたのですが、やはり自分達の頑張りが目に見える形で評価される機会があると、一層チームの絆が深まり、やりがいを持って仕事に取り組めるように思います。