5Sの言葉あれこれ

①.「巧遅より拙速」

巧遅・・・出来栄えは優れているが、完成までに時間がかかること。
拙速・・・出来は悪いが、仕上がりは早いこと。

やってみると、いろいろなことが見えてきます。
まずは「やってみよう!」精神で…

「できることは、すぐにやる」

という姿勢が大事です。

しかし「巧遅」も大切です。
コツコツ… コツコツ… ゆっくりでも確実に、前進前進

 

 

 

 


②.「小は大を兼ねる」

「大は小を兼ねる」の反対です。

大きい棚が1つより、小さい棚を2~3つにしましょう。
ゴミ箱も小さく、台車や作業台も小さくです。
「整理」が進みモノが少なくなってくると、
「小」であることが活かされてきます。

「小さく、小さく」

改善を積み重ねていきましょう。


③.「着眼大局 着手小局」

どのような活動にも、目的があります。
それは、ある手段によって成されます。

方向性と環境が提示され、取組みが始まります。
しかし、実際の実践は、小さな改善の連続です。
着眼に向かって…

「小目標達成の積み重ね」

それが、大きな改革に繋がっていきます。

 

 

 

 


④.「田の字レイアウト」

人は、とにかく壁際にモノを押し込みたがります。
初期清掃が終わった場所に、要るモノを、
基本線に沿って直角平行に置いてみましょう。
その時注意するのが…

「壁際はすっきりと、
 窓際は窓を隠さない」

壁際を通路にすることで、安全な動線が確保されます。


⑤.「3現主義」

「現場」に出向き、「現物」に直接触れ、
「現実」を捉えることが重要です。
机の上だけでは、何もわかりません。

・自分の目で確かめ、
・自分の耳で聴き、
・自分の肌で感じ、
・自分で考える。

現場はすべてのことが現れる場所…

「3現主義 de 問題解決」

頑張りましょう!


⑥.「3定」

「5S 3定」といわれ、整頓の基本を表しています。
定品(テイヒン)・定置(テイチ)・定量(テイリョウ)のことで、
必要なモノが、必要な場所に、必要な、です。

品が先か? 位置が先か?は、
整理した「要るモノ」を、取り出しやすい場所に…

「誰でも すぐ わかる」

3定に「定時」を加えると、整頓がより充実します。


⑦. 「ムダ・ムラ・ムリ」

「ムダ」… 能力よりも負荷が下回っている状態
「ムラ」… ムダとムリが混在している状態
「ムリ」… 能力よりも負荷が上回っている状態

トヨタ生産方式(TPS)では、「ムダ」の排除で生産性を上げ、
付加価値を高めています。
「ムダ」の排除が、ムラ・ムリをも排除する…

「動くことでムダを隠さない」

「ムチャ」… 道理に合わない! は、やめましょう。


⑧.「見える化」

仕事における問題を常に見えるようにすることで…
問題が発生してもすぐに解決できる環境を実現。
(問題が発生しにくい環境を実現するための取組)
・原因は現場に行かないと見えない
・シンプルでわかりやすい共通判断基準をつくる
・現場の改善活動を通じて異常を見抜ける力を養う

「見える化の第1歩は整理から」

見える職場は、いろいろなことが良くなってきます。


.「横展開(水平展開)」

5Sをオープンに!することで…

良いなと思ったものは、まず真似してみましょう。

そこから、自分に合うようにアレンジしてみましょう。
そうすることを積み重ねていくと…

自然と改善力が身に付いてきます。

「変化に柔軟な対応」

5SではカンニングOK!です。


.「直角並行(整列)」

 「いらない物を処分することが整理であり、
  欲しい物がいつでも取り出せることを整頓という。
  ただきちんと並べるだけなのは整列であって、
  現場の管理は整理整頓でなければいけない。」
           『トヨタの現場管理』(門田安弘著・日本能率協会)

 

整頓したモノが戻らない経験はありませんか?

整理した要るモノを、まずは直角並行垂直に置いてみましょう。

「基準線に沿って真直ぐに」

整列することで異常が見てわかります。


⑪膝から上・肩から下

取りやすさを、誰にでも分かるように表現しました。

IE(Industriai Engineering)では、工程管理の手法を、様々な分析を行い、記号化・図式化・グラフ化します。


難しい!

「疲労を最も少なくして、有効な仕事量を増加するために、
人間のエネルギーを有効に活用する経験的な法則です。」

「作業能率も親しみやすく」

できるところから、取りやすくしてみましょう。

 

 

 

 

 


⑫間違いを許す

できないと思ってたことも、ダメ元の精神で挑戦してみると、

どこかで成功に繋がっていきます。

安全と品質は慎重に進めなければいけませんが、

それ以外のことは、間違いを恐れずに挑戦しましょう。

間違いを責めると、誰も挑戦しなくなります。

成果主義の「結果を評価」は、レベル低下に繋がります。

「成功は失敗の積み重ね」

人を責めずにモノを責めましょう!


⑬初期清掃

・清・・・水+青 → 拭き掃除
・掃・・・手+箒 → 掃き掃除

「整理」であいたスペースは、汚れているものです。
まずは、隅・角・裏・奥まで徹底的にきれいにしましょう。
きれいになることで、部屋が明るくなり、
古いモノも新品のようになり、気持ちが清々しくなります。

「キレイだと異常が見える」

人はキレイなところにゴミは落とさないものです。


⑭全体最適・部分最適

成果主義は・・・
「自分さえ良ければ…」(個人最適)に陥ります。

また「自分たちのところだけが良ければ…」(部分最適)は、
企業を強くはしてくれません。
職場間のコミュニケーションを良くしていくと、
全てが自分事に変化してきます。

「縦も横も繋がる!」

5Sで職場を超えてコミュニケーションUPしましょう。


⑮5S=マネジメント

固有技術 ・・企業が生業とするもの
・開発技術
・生産技術
マネジメント・・生業をより機能させる活動や技術
・製造技術
・品質 etc.

5Sは企業の力を底上げさせるツールです。
考え決断しながらの実践で、社会変化に対応していきましょう。

「考働する集団を目指す」

人の能力は限りなく無限です。