工場の清掃を省人化したいものの、「清掃ロボットを導入して自社工場で本当に使えるのか」「どの機種を選べばよいのか」と迷っている担当者の方も多いのではないでしょうか。 工場向け清掃ロボットは、性能や価格だけで選ぶのではなく、…
工場向け業務用ロボット掃除機おすすめ3選|広さ・汚れ・走行環境で選ぶ
工場の清掃を省人化したいものの、「清掃ロボットを導入して自社工場で本当に使えるのか」「どの機種を選べばよいのか」と迷っている担当者の方も多いのではないでしょうか。
工場向け清掃ロボットは、性能や価格だけで選ぶのではなく、清掃したい広さ・床の汚れの種類・通路や段差などの走行環境に合わせて選ぶことが重要です。同じ「工場」でも、現場によって条件は大きく異なるためです。
この記事では、工場で検討しやすい業務用ロボット掃除機3機種を比較し、広さ・汚れ・走行環境から選ぶポイントを紹介します。ロボットに任せやすい場所・人による清掃が必要な場所も整理するので、自社工場で導入できそうかを判断する際にお役立てください。
工場におすすめの業務用ロボット掃除機3選



PUDU MT1Vac
粉じんや砂など、細かなゴミが発生しやすい工場におすすめの乾式専用の清掃ロボットです。
最大1,400㎡/hの清掃能力と大容量のゴミ収集機構・2つのファンを備える高い吸引性能で、細かな粒子から比較的重いゴミまで強力に回収します。
水を使った洗浄機能は不要で、毎日発生するホコリやゴミをこまめに吸い取り、床をきれいに保ちたい工場に向いている1台です。
JINNY20
小回りが利き、工場内の通路などを清掃したい場合に向いています。
複数のマップを登録して使い分けられるため、夜間は1つのエリアを自動清掃し、朝にスタッフがロボットを移動させて別のエリアで稼働させるなど、1台を複数の場所で活用する運用も可能です。
広い場所を一気に清掃するだけでなく、エリアを分けながら効率化したい工場で検討しやすい機種です。
Phantas S1 Pro
約1,000〜5,000㎡規模の広いエリアを清掃したい場合に適したモデルです。
製造エリアや倉庫など、まとまった床面の清掃をロボットに任せたい場合や、洗浄と吸引の同時清掃を検討したい現場にも向いています。
同じ広さの工場でも、床の状態や障害物、人・台車・フォークリフトの動線によって運用条件は変わります。面積だけで機種を決めず、実際の走行環境まで確認したうえで選定することが重要です。
工場向け業務用ロボット掃除機を選ぶ3つのポイント
工場向けの清掃ロボットは、機能や価格だけでなく、実際に清掃する場所の環境や条件に合わせて選ぶことが重要です。
導入後に「思ったより使いにくかった」とならないためにも、まずは自社工場の清掃環境を整理して、次の3つを確認しましょう。
1.清掃面積に合った稼働能力
まず確認したいのが、ロボットに任せたい清掃範囲と場所です。
工場全体を1台で清掃するのか、製造エリア・通路・食堂など対象を分けてロボットを活用するのかによって、適した機種は変わります。
清掃する面積とエリアを整理したうえで、その範囲に合った清掃能力を持つ機種を選びましょう。
2.汚れに合った清掃方式・洗浄力
つぎに確認したいのが、自社の工場で発生する汚れに適した清掃方式か、その汚れを落とせる洗浄力があるかです。工場では、ほこりや砂、粉じん、油汚れなど、場所や製造工程によって汚れの種類が異なります。
汚れの種類によって、適した清掃方式も異なります。たとえば細かな粉じんは、水を使うことでかえって汚れを広げてしまうことがあるため、洗浄ではなく吸引が適している場合があります。
また、ロボットによって洗浄力には違いがあるため、自社の床に付着する汚れを十分に落とせるかを確認しましょう。汚れの種類によっては、専用洗剤を使用することで落としやすくなる場合もあるため、洗剤の使用も含めて検討するとよいでしょう。
3.現場に合った走行性能・本体サイズ
工場内の通路幅や段差、設備の配置などによっては、ロボットの走行性能や本体サイズも選定のポイントになります。
広い場所の清掃に向いた機種だけでなく、小回りが利き、通路などを清掃しやすい機種もあります。
また、作業員やフォークリフトなどが行き来する場所では、障害物を検知するセンサーの種類や性能も重要です。
ロボットに搭載されているセンサーによっては、停止している障害物を検知して回避するだけでなく、移動する人や車両なども早めに検知し、衝突リスクを抑えながら走行できる機種もあります。
ロボットに任せやすい場所・人の清掃が必要な場所
工場内でも、場所や汚れによってロボットに任せやすい清掃と、人が対応したほうがよい清掃があります。
導入前にロボットと人が担当する範囲を、分けて考えておくことがポイントです。
| ロボットに任せやすい場所・汚れ | 人の清掃が必要になりやすい場所・汚れ |
|---|---|
| 広く、段差が少ない床面 | 狭い場所や高い段差がある場所 |
| 床に物が少なく、走行する場所が変わりにくいエリア | 資材や台車など、床に置かれる物や位置が頻繁に変わるエリア |
| ほこり・砂・細かなゴミなど吸引できる汚れや、洗浄機能で落とせる軽い床汚れ | 多量の油汚れ・こびりついた汚れ・台車跡、タイヤ痕、靴の擦り跡 |
| 人や車両が少ない時間帯に稼働できる場所 | 人・台車・フォークリフトが頻繁に行き交う場所 |
清掃ロボット導入後も人の手は必要|日常運用とメンテナンス
清掃ロボットを導入すると、「あとは自動で掃除してくれるので、人の手はほとんど必要ない」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、ロボットを安定して稼働させるためには日常的な管理が必要です。



清掃ロボットは、日常のお手入れや不具合時の対応など、導入後にも一定の管理が必要です。
新日本ビルサービスの「らくロボはけん」では、24時間のロボット監視・不具合時の電話対応など、導入後の運用も手厚くサポートしています。
現場担当者だけに負担が集中しないよう、ロボットが安定して稼働する環境を支援します。
自社工場に合った清掃ロボットを選ぶために
工場向けの清掃ロボットを選ぶ際は、性能や価格だけでなく、清掃する広さ・エリア、汚れの種類、稼働させる時間帯など、実際の現場環境に合わせて検討することが大切です。
候補機種を絞ったあとは、日常のお手入れ方法やトラブル時の対応など、導入後も無理なく運用できるか確認しておきましょう。
新日本ビルサービスでは、清掃のプロが床材や床の状態、汚れ、清掃範囲などを確認し、複数の清掃ロボットから現場に合った機種をご提案しています。導入後の見守りや運用もサポートしていますので、「自社工場にはどの機種が合うのか分からない」「導入しても安定して運用できるか不安」という場合も、お気軽にご相談ください。
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